なぜ日本でiPhoneが人気なのか

ITmediaビジネスオンライン 甲斐寿憲さんのコラム 「キニナルモバイル」に『だから日本人はiPhoneを握りしめる、4つの理由』という記事がありました。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1609/09/news054.html

先日のiPhone7の発表で日本だけでしか使用しない機能が盛り込まれていて驚きましたが、海外の製品でこれほど日本の市場を重要視しているものも少ないと感じました。それだけiPhoneの日本市場でのシェアが高いということなんですが、かつ日本で導入するためには日本独自の機能を導入しなくてはならなかったという事情ものも存在しているかと思いましたが(ApplePayとか)

 なぜiPhoneは日本人に人気なのだろうか。個人的に、4つの理由があると考えている。

 1つ目の理由は、初期のAndroidスマートフォンの不具合や動作の遅さなどが原因で、買い替え時にiPhoneにシェアが流れたと言われている。特にそれは国産製品を好んでいた層の失望となった。現在ではAndroidスマートフォンも成熟し、不具合などはほとんど起きないが、以前のマイナスイメージに今も引きづられていると言っていいだろう。

 2つ目はiPhoneのブランド力だ。一説には「世界のブランド品の40%を購入している」と言われているほど、日本人はブランド志向だ。明治以来の西洋化思想の延長上にある西洋崇拝も、日本人がブランドを好む要因の1つだという。また、日本人の国民性の1つに「横並び感覚」があり、「多くの人が愛用するモノを自分も所有し帰属したい」という感覚が強いという説もある。

 Apple製品の特徴は入念なデザインで、それはパッケージからユーザーインタフェースにまで至る。その洗練されたデザイン性がiPhoneのブランドイメージを確立し、日本人のブランド志向にマッチしたということなのだろう。

 3つ目の理由は日本での販売価格だ。日本では最初にiPhoneの販売に着手したソフトバンクが、販売2年目から実質価格0円で販売した。その後に取り扱いを始めたKDDIやNTTドコモもそれに追随し、実質的にiPhoneは世界的に見ても安い価格で販売を続けた(現在は解消されている)。その結果、iPhoneはユーザーの裾野を広げたといえるのだ。

 そして4つ目が、グローバルのライバルが日本では受け入れられにくいことだ。グローバル市場でiPhoneのライバルといえばサムスンのAndroidスマートフォン「Galaxy」シリーズだ。実際、米ストラテジー・アナリティクス(Strategy Analytics)が行った調査によると(2012年、メーカー別シェア)、サムスンが30.4%で1位、2位がAppleの19.4%となっていた。ところが、2010年代から顕著になった「嫌韓」の影響もあってか、日本市場でも10%を超えていたサムスンのシェアは2014年には4.7%(IDCジャパン調べ)まで下落し苦戦している。

引用:ITmediaビジネスオンライン 甲斐寿憲のキニナルモバイル

この中では、1番目と2番目の理由はその通りだと感じます。国産Androidが成功していれば変わっていたかも知れませんが、1度失敗したブランドにはなかなか信用が回復しない。1度広まったブランドは簡単には変えないという気質もあるのかと。

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