openSUSE42.3をVAIO-TYPE-Pにインストールする

42.3をVAIO-TYPE-Pにインストールする方法

これまで、モバイルPCであるCentOSUbuntuChromOS(CloudReady使用)をインストールしてきました。

VAIO Type-Pを使用して、自宅環境にWordPress環境を構築(第1回)

VAIO Type-Pを使用して、自宅環境(小規模オフィスを想定)にWordPress環境を構築(CentOS6.8編) 第1回

CloudREadyを使用して、VAIO Type-PをChromeOS化する

今回はヨーロッパでシェアが高いと言われるopenSUSEをインストールしてみます。

インストール準備

VAIO Type-PはCPUが32bitになるため、インストールメディアとしても32bit版を準備します。
openSUSEプロジェクトサイト

安定版としての最新版はopenSUSE Leap42.3ですが、openSUSE Leapは64bit版のみが公開されいるため、Tumbleweedの32bit版をダウンロードします。

LeapとTumbleweedの違い

Tumbleweed ディストリビューションとは、純粋な openSUSE の ローリングリリース版 で、特定のリリース間隔によらずに最新の安定版を提供する仕組みです。このプロジェクトは、ユーザに対して最新のソフトウエアを安定して届けるための活動を行なっています。

Tumbleweed は Factory と呼ばれる、 openSUSE のメイン開発コードベースを利用して作られています。 Tumbleweed は Factory 内にある最新のソフトウエアが統合され、安定化されてテストが完了した時点で更新されます。そのため、 Tumbleweed には最新の安定版ソフトウエアが日々配信され続けることになります。

Tumbleweed のターゲットとなるユーザ

openSUSE 13.2 のリポジトリで公開されているバージョンよりも新しいバージョンのパッケージを使いたいユーザにお勧めです。これにはもちろん、 カーネルや Samba, git, デスクトップ, オフィスアプリケーションなどの各種のパッケージが含まれます。

また、 Tumbleweed はパワーユーザやソフトウエアの開発者 (最新のソフトウエアスタックや IDE を必要とするユーザ) 、 openSUSE の貢献者 (できる限り openSUSE Factory に近い最新の安定プラットフォームを必要とするユーザ) にもお勧めです。

参照:openSUSEプロジェクトサイト
https://ja.opensuse.org/Portal:Tumbleweed

このサイトの特性からはopenSUSE Leapを使用したいのですが、32bit版がLeapには無いため、ここでは、Tumbleweedを使用しています。

インストールモジュールのダウンロード

下記URLヘアクセスして、「インストールメディア – Intel 32-bit (i586)」のインストールイメージをダウンロードします。

https://software.opensuse.org/distributions/tumbleweed/ports

当サイトでの検証時は、[DVD/Stick]のイメージをダウンロードしました。

インストールイメージをメディアに焼く

DVDメディア、もしくはUSBメディアを起動ディスクとして用意します。
いずれも使用しているOSに合わせてソフトウェアを用意します。(Macだといらなかったりします?)

例としてフリーソフトをいくつか記載します(全て紹介はできないため、使用方法はWeb情報を参照ください)

USBの起動ディスクを作成するソフト

  • Rufus
  • USBWriter

DVDの起動ディスクを作成するソフト

  • DeepBurner Free
  • ISO Workshop

openSUSEのインストール

インストールはopenSUSE Leap43.2と変わりがありません。インストール方法は以前の記事を参照ください。

openSUSEをインストール (第1回)
openSUSEをインストール (第2回)

VAIO Type-Pは最近の PCと比較すると、とても非力なPCです。判っていたことですが、操作した実感としては、起動もデスクトップ操作もかなり遅いです。
デスクトップはインストールせずに使用する用途を考えた方が良いと思います。

ネットワークの設定

当サイトで使用しているVAIO TYPE-Pは、USB LANアダプタにプラネックス社のUSB-LAN100Rを使用しています。このアダプタの使い勝手がいいいところは、ドライバを内蔵していることにより、接続するだけでドライバのインストールが必要ないことです。

USB LANアダプタ用ドライバをダウンロード

ドライバが必要なUSB LANアダプタを使用している場合は、事前にドライバのダウンロードと、ビルドなどが必要な場合があります。例えば、以前使用していたロジテック LOGITEC LAN-TXU2CというUSB LANアダプタの場合、このアダプタは、チップにASIX社のAX88772Bを使用していて、ASIX社のサイトからドライバが提供されています。

ドライバをインストールするためには、提供されているドライバをコンパイルする必要があり、コンパイルするための開発環境用パッケージもインストールする必要があります。

  1. ベンダーのサイトへアクセスしてドライバをダウンロードします
  2. http://www.asix.com.tw/products.php?op=pItemdetail&PItemID=105;71;101

  3. Linux kernel 4.x/3.x/2.6.x Driverをクリックします
  4. (AX88772C_772B_772A_760_772_178_LINUX_DRIVER_v4.20.0_Source.tar.gzがダウンロードされます)
    USB LAN Adapter driver

  5. ダウンロードしたファイルを USBメモリ等へコピーしておきます

ドライバの適用は下記を参考にしていただければと思います。下記はCentOSになりますので、ビルドに必要なパッケージなどは、ご利用の環境に合わせて変更してください。

VAIO Type-Pを使用して、自宅環境(小規模オフィスを想定)にWordPress環境を構築(CentOS6.8編) 第1回

ネットワーク設定

openSUSEでは、YaSTを使用してGUIでネットワーク設定ができます。

  1. [システム]から[YaST]を選択します
  2. openSUSE leap

  3. root権限でのログインを求められたら、rootのパスワードを入力します
  4. openSUSE

  5. YaST画面で[ネットワーク設定]を選択します
  6. openSUSE Network設定

  7. 環境に合わせたネットワーク設定を行います

openSUSEはデスクトップの評判が良かったのでデスクトップでインストールしましたが、使ってみると動作が重いです。これは仕方がないことではあるのですが、個人としてはこのまま使うことは無いレベルでした。