社内チャットを使用する企業は増えている

社内コミュニケーションツールとしてチャットを導入する企業は増えている

ビジネスコミュニケーションツールと言えば、電話、メールが主だと思いますが、社内のコミュニケーションにチャットを導入する企業が増えていると言われています。
ここではビジネスチャットを使用して感じたことを中心に記事にしています。

ビジネスチャットとは

チャットは、1対1、または1対多のリアルタイムコミュニケーションが可能で、チャット=”会話”と言われるように対面や電話で会話するように利用できるものです。Eメールも会話と言えるかも知れませんが、会話としてみるならば、1通ずつやり取りするメールと言葉単位でやり取りするチャットの方が、より会話に近いと言えます。チャットの場合は、リアルタイムで繋がっている相手(相手がオンライン状態かの確認できるものがほとんど)と会話することになりますので、Eメールよりもリアルタイム性という点が高いです。

メッセージを残しておく場合もありますし、相手に即応を求めるのはチャットの性質として過度の期待はいけません。また、利用シーンに応じてEメールがいい。Eメールであるべきというシーンはありますのでチャットが全てではありません。

チャット自体は歴史的にかなり長い間存在しています。チャットルームを開いてユーザチャットルームに参加して会話を楽しむところが中心でした。何らかの登録はあるとしても不特定多数の中で会話する形態になります。SNSが一般的になってくると、招待して登録するユーザのみで参加できるSNSが持つチャット機能が利用されるようになり、さらに進んでセキュリティも含めてビジネスに対応できるチャットサービスが登場してからは5年くらいなのかと思います。

チャットの進化という点においては、LINEやFasebookのようなアプリが登場して、サービス利用者が拡大したことでチャットというものに対してのハードルが下がったことが大きいのではないでしょうか。今となってはメールは使わず、普段のコミュニケーションはLINEだけという人もいると思います。

コミュニケーションツールとしては、Instant Messenger(IM)や、Web掲示板なども、厳密にはチャットとは異なりますが、類似する(広く言えば同じエリアに属する)コミュニケーションツールと言えるかもしれません。

ビジネスチャットやIMは対象者を絞ってコミュニケーションすることができます。この点は登録者のみにメッセージを送ることができる(もしくはできない)という点で、なりすましのようなことはあり得ますが、迷惑メールのように、まったく知らないアドレスから不特定多数への同時配信や、関係しない掲示板への荒らし行為ような書き込みは存在し難い状況になります。

ビジネスチャットとIMは利用者観点からは違いが判り難いです。チャット専門のサービスなのか、あるサービスやアプリの付属機能なのかが違いとも言えますが、そうでもないとも言えてしまう。メッセージを送り合うものとして同じように見えてしまいます。チャットはIMのひとつという見解も見掛けます。

チャットツール市場の動向

伊藤忠テクノソリューションズ社の調査によると、売上規模100億円以上、従業員数200名以上の企業の約30%でチャットツールが導入されているとのことです。

  • チャットツール、ビジネスチャットツールを導入している企業は28.1%
  • 導入している企業の内、主にPCで業務を行う企業が利用するサービスは「Skype」が30.5%、主に携帯電話/タブレットで業務を行う企業は「LINE」が24.0%、「Facebook」が19.8%
  • 導入企業のツール選択の基準は「使いやすさ」が21.6%、「セキュリティ」が20.6%。導入理由は「スピーディなコミュニケーション」が23.6%、「会議時間の短縮への期待」が15.7%。
  • 導入していない企業の42.4%が「業務に必要ない」、22.6%が「セキュリティが心配」と回答
  • 導入していない企業の52.4%は「社内で利用されているかわからない」と回答

今後は企業の情報管理やガバナンス意識の向上に合わせて、管理機能や監査機能を備えセキュリティを強化した企業向けのビジネスチャットツール利用が本格化し、ビジネスチャットツール市場が拡大していくことが期待されます。

出典:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 ニュース 「大手企業のビジネスチャットツール導入実態調査を実施」
http://www.ctc-g.co.jp/news/press/20170413a.html

導入していない企業の中でもIT部門が知らないだけで勝手に利用しているということもあるかもしれません。

ビジネスチャットの利用

実際はビジネスチャットだけではありませんが、利用していてチャットが良いと思う点として

  • メッセージを修正したり削除できたりという点です。特に修正については、書き込みの後で誤りに気付いたら簡単に直すことができます。メールだと「xxxxが間違ってました。」と訂正を送らなければなりません。修正ではなく、書き込みで訂正すればメールとそれほど変わらないとも言えますが・・・
  • 同様に誤りがあれば書き込みを削除することもできます。メールだと送信した人が消しても受信箱にあるものは通常は削除できません。ただし、これが言った言わないになる可能性があるので利用できないシーンがあります。
  • 会話の流れを後から追うことが容易です。メールだと1メールずつ開いて確認するのが少し面倒だったりします。
  • 書き込みの体裁を簡単に変えることができます。(利用するサービスによります)
  • 共有できるデータサイズが比較的に大きい。(利用するサービスによります)
  • 社外からもアプリを使用してアクセスが可能。(利用するサービスによります)

サービスによってはWeb会議機能なども備えていたり、グループウェア的な機能を持ったものもあります。

有名処のビジネスチャットサービス

ググればすぐに出てくるであろうビジネスチャットを4つほど。私はSlackとchatWorkしか利用したことはないですが。

Slack
https://slack.com/
世界的に有名なチャットサービス。色々なクラウドサービスやソフトウェアと連携できたりと使い勝手はいいです。基本が英語なので英語に抵抗感が無ければ。

chatwork
http://www.chatwork.com/ja/
国産ビジネスチャットサービスの最大手なのかと。国産ということで日本語ですし、日本人として使い易いです。

Tocaro
https://tocaro.im/?locale=ja
上で市場調査結果を引用させているだいている伊藤忠テクノソリューションズ社のサービスです。ビデオ機能や音声機能でチャットに付加価値を付けています。オンプレミスでも利用可能なものを用意されています。

リンクだけ紹介

ChatLuck
https://www.chatluck.com/

TEんWA
https://www.tento.camp/tenwa/

Linkit
https://jin-soku.biz/linkit/

他にSkypeもビジネス向けがありますね。

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