ブログを移設したいプロジェクト(第3回) Movable形式のデータをインポートする
過去の2回で移設元のデータをエクスポートまで実施してきました。今回はエクスポートしたデータのインポートです。
ブログを移設したいプロジェクト(第1回)
ブログを移設したいプロジェクト(第2回)
目次
Movable形式のデータをインポートする
Movable形式のデータをインポートする方法はいくつかありますが、ここでは、WordPressのプラグインを使ってインポートを試みます。
Movable形式のデータをインポートするプラグイン
Movable形式のデータをインポートするプラグインとして情報が多いので、Movable Type・TypePad インポートツールプラグインを使用します。
Movable Type・TypePad インポートツールプラグイン自体は3年前が最後の更新で、WordPress4.8.1では検証されていません。ここでは試しという意味合いで使用します。もし、ご自分の環境で試される場合はご自分の責任で実施ください。
Movable Type・TypePad インポートツールプラグインをインストールします
インストールしたプラグインを有効化します
Movable Type・TypePad インポートツールの設定を変更する
初期設定では、インポートする際に記事本文の改行を自動削除してしまい、このままインポート作業をしてしまうと、改行のない文章で書かれた記事になります。
movabletype-importer.phpを変更します。
~/WordPressをインストールしたフォルダ/wp-content/plugins/movabletype-importer/movabletype-importer.php
- movabletype-importer.phpをダウンロードします
- 455行目をコメントアウトします
- 456行目の”\n”を”<br />”に変更します
- 変更したmovabletype-importer.phpをアップロードします
変更前 if( !empty($line) ) 変更後 //if( !empty($line) )
変更前 $line .= "\n"; 変更後 $line .= "<br />"
Movable形式のデータをインポートする
- ダッシュボードのサイドメニューから[ツール]を選択して、表示される[インポート]選択します
- [インポータを実行]をクリックします
- 「自分のコンピューターからファイルを選択する: (最大サイズ: 2 MB) 」の[ファイルを選択]ボタンをクリックして、エクスポートしたファイルを選択します
選択したファイル名が表示されます - [ファイルをアップロードしてインポート]ボタンをクリックします
- 投稿者の割り当てで投稿者を確認(必要であれば変更)して、[実行]ボタンをクリックします
- 投稿一覧からインポートされた投稿を確認します
これだけでは移設は完了ではありません。今回のエクスポート作業では画像がエクスポートされていませんでした。画像は移設前のリンクを指しているので表示はするのですが・・・
次回は、画像の移設について考えます。