ubuntu18.04LTSがリリースされました
2018年4月26日にubuntu18.04のLTS版(Long Term Support/長期サポート版)がリリースされました。ubuntuはバージョンアップ間隔が速いですが、を2年おきにLTS版リリースしていて、前バージョンというのでしょうか?は、2016年4月に公開されたubuntu 16.04 LTS版をリリースしています。ubuntu18.04LTSのサポート期間は2023年4月までです。
lubuntu、xubuntuなどのubuntu派生ディストリビューションも18.04LTSをベースにしたイメージ提供を開始しています。
ざっくり機能的には?
まず、LTS版はセキュリティアップデートが5年間提供されます。16.04LTS(2021年4月)と18.04LTS(2023年4月)の間には16.10とか17.04、17.10などのLTSではないバージョンがリリースされていますが、それぞれサポート期間は16.10が2017年7月、17.04が2018年1月、17.10が2018年7月となっています。Windwosの置換としてメインPCと使うにはサポート期間が短いです。
- Linuxカーネルは4.15を採用して、少し前に騒がれたCPu脆弱性のSpectre、Meltdown向けの対策が行われています
- 再起動無しでカーネルアップデートができるライブパッチ機能
- デスクトップがuniy風なGNOME 3.28がデフォルトのデスクトップ環境になっています
- Xorgが標準のディスプレイサーバーがXorgが標準のディスプレイサーバーになっています
- 最少インストール構成が選択できるようになり、最少インストールでは、コアのシステムユーティリティとWebブラウザを含む基本的なデスクトップ環境をインストールできるようになっています
- Python3系の
- バージョンが3.6になり、Python2はデフォルトでインストールされません
- 32bitのインストールイメージが無くりました(残念ですが、世に出回っている32bitPCもほぼ無いので)
ubuntu18.04LTSインストールイメージをダウンロード
公式サイト、もしくはミラーサイトからubuntu18.04LTSインストールイメージをダウンロードします。
https://www.ubuntu.com/download/desktop
もしくはミラーサイト
http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntu-releases/18.04/
ダウンロードするファイル
ubuntu-18.04-desktop-amd64.iso
ubuntu18.04LTSのインストール
インストール方法は基本的に変わりありません。違いがあるのは[最少インストール]の選択がある程度です。
ubuntuのインストールは過去の記事を参照ください。
最少構成でインストールする場合は、ここで[最少インストール]を選択して進めます。
インストール完了後に起動した状態
ログイン画面
設問に答えて最後までいきます
ログインした状態
これまでにubuntuを使ったことのある方ならば「変わらないね。」という感じかと思います。