リモートワークの“実態”

リモートワークの“実態”


色々ともめている働き方改革ですが、大手企業だけではなく、業種によるかと思いますが、中小規模の企業でもリモートワークは採用されてきているように思います。ITmediaビジネスに「良いことばかりではない リモートワークの“実態”」という記事が出ていて

ITmedia ビジネスオンライン 良いことばかりではない リモートワークの“実態”
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1805/16/news030.html

リモートワークのメリット

記事にもメリットが書かれていますが、私の例で、先日も通勤電車が大幅遅延、ホームは入場規制という混雑に疲れ果てて出社しました。リモートワークの一番の功罪は、テレワークやクラウドの活用でオフィスにいることとほぼ同じ状態ができるようになったことで、満員電車から解放されるということだと私は思います。
日本では9時から18時頃は業務時間と考えて、その時間内に対応できないと良くないと考えていて、お客様も、その時間帯にやっていないということを許さない雰囲気があるため、9時頃に始業するという企業が多くないでしょうか?時差出勤といっても、出社を早める時差出勤が多く、早く出社して終業は同じという長く働くだけの時差出勤もみられると聞いたことがあります。
五輪に向けて時差出勤を推奨して混雑ゼロを提唱している知事さんもいますが、どうなのでしょうか。また、社員はフレックスや時差出勤はできても契約や派遣は定時出社だけという企業もありますね。これ自体は仕方がない気がしますが、契約、派遣で勤務する人口はけっこういるので、このあたりも混雑ゼロにはハードルになるのかと思います。

「ムダなコミュニケーションや会議などが無くなることによって、業務に集中して取り組むため業務効率が上がる」というのも良く言われるています。
コミュニケーションも会議もビジネスチャットやWeb会議でいいかと思いますが、新しく入社した方などをどうやってチームに取り込んでいくのか?などは検討が必要でしょう。

「企業コストの低減」というのは確実にあります。人が増えればオフィスを変更しなくてはならないですし、光熱費や備品という固定費もコストとして安くはありません。

「人材の多様化」記事には勤務地を中心としていたことが、リモートワークで採用範囲が拡がると書かれていました。確かに働き方の変化によって採用に関する考え方が変化すると思います。勤務先の場所を考慮して応募や採用があるという点に、リモートワークが可能であれば、離れた地域の優秀な人材を採用できるというメリットがあります。
新規の採用という点もあると思いますが、これまで介護などで退社しなくてはならない人材を留めることができる可能性があることも考慮して欲しいというのが高齢化社会には必要なのではないでしょうか?

リモートワークのデメリット

メリットに「無駄なコミュニケーションや会議が無くなる」ということがあると書きましたが、完全にコミュニケーションが取れるかというと、一緒に働きチームの雰囲気などや完全にリモートワークなのか?最低限、週に何回は出社するなどのリモートワークなのか?によってコミュニケーションの取り方、取れ方は違ってきます。ほとんど顔を合わさない状態からコミュニケーションを良くというのも難しいでしょう。

勤怠の管理が難しいということがよく言われています。リモートワークということで、連絡はチャットなどのコミュニケーションツールが主になることから、業務に集中していたことによって応答していなかったということが十分に考えられるため、すぐに反応しないことがサボっているとは考えられないからです。

同様に、評価をどうするか?というのも難しいのではないかと思います。
他にはセキュリティの問題なども有り得る話です。

リモートワークが機能している会社はある

ここまで考えてみると企業側(管理側)にハードルがあるように思いましたが、実際にはリモートワークする側の能力にも依存してしまうのではないでしょうか。企業側の用意した制度やインフラをどのように利用するかは働く側の意識や能力によって変わってしまうからです。中には能力はあってもリモートワークに向かない人もいるでしょう。

記事では、事例として日本HP社の取り組みが紹介されています。これだけみると大きな企業でないと導入できないのか?なんて思うかもしれませんが、私の知っている会社は数人規模ですが、ほぼリモートワーク形態の会社があります。少ない人数ならば、コミュニケーションも取り易いですし、意思決定も速くなるので、オフィス自体の必要性というところもあるかと思います。一番難しいのは従業員数が数十人の企業かもしれません。

キャンピングオフィスなんていうものもあるようです

SankeiBizによると「、東京都心のオフィス街で、野外テントを使った業務スペースを設置する動きが活発化している。東京急行電鉄が16日、東京・渋谷でアウトドアブランドと連携したサービスの体験会を実施したほか、品川や丸の内でも期間限定ながら設置が進む。働き方改革の推進に加え、非日常の環境でイノベーションを誘発する効果も期待され、今後も取り組みが広がりそうだ。」(引用:SankeiBiz)

テントの中でミーティングしなくてもいいんじゃないか?なんて思いますが、これはこれで新しい試みということでしょう。

渋谷の「渋谷キャスト」
品川の「品川シーズンテラス」
丸の内でもオープンカフェのような野外オフィスの予定があるようです。

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