ESXi6.0からESXi6.7へのアップグレード

ESXi6.0からESXi6.7へアップグレード

ESXi6.7がリリースされているので、ESXi6.0で運用しているサーバをESXi6.7へアップグレードしてみます。

ESXi6.7へアップグレードする環境は、ESXiホストと仮想マシンが2台動作している環境です。vCenter Serverは動作していませんし、vCenter Serverの管理対象にもなっていない、素のESXi6.0マシンになります。

ESXi6.0からESXi6.7へアップグレード方法

アップグレードに際して、VMware社が公開している技術文書を参考にしています。
ESXi のアップグレード – vSphere 6.7 – Docs
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.7/vsphere-esxi-67-upgrade-guide.pdf

VMwareがサポートするアップグレード方法は次の方法と記載されています。

  • CD、DVD、または USB ドライブから、インタラクティブなグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) イ
    ンストーラを使用
  • スクリプトを使用したアップグレード
  • esxcli コマンド ライン インターフェイス (CLI) を使用
  • vSphere Auto Deploy。ESXi ホストが vSphere Auto Deploy を使用
  • vSphere Update Managerを使用

GUIインストーラを使用する方法は、ESXi6.0からESXi6.5にアップグレードする際は使用できなかったと記憶しています。

USB フラッシュ ドライブから実行して、アップグレードを対話的に行うことができ
ます。ホストの数が少ない導入の場合はこの方法が適しています。インストーラは
新規インストールの場合と同様に機能しますが、すでに ESXi のインストール環境が
含まれるターゲット ディスクを選択すると、インストーラはホストを6.7 にアップ
グレードします。インストーラには、一部の既存ホスト設定と構成ファイルを移行
して、既存のVMFS データストアを保持するためのオプションも用意されていま
す。

出典:ESXi のアップグレード – VMware vSphere 6.7 – VMware Docs
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.7/vsphere-esxi-67-upgrade-guide.pdf

今回の対象となるESXiホストには、この方法が適しているように思います。

以前、ESXi6.0をESXi6.5にアップグレードした際には、esxcliコマンドを使用した方法でアップグレードしました。この方法でもそれほど面倒ではないですが。

少し気になる点

サードパーティ製のカスタム VIB があるホストのアップグレード

ホストには、サードパーティ製のドライバや管理エージェントなど向けのカスタム vSphere バンドル
(VIB) をインストールできます。ESXi ホストを 6.7 にアップグレードすると、インストーラ ISO に VIB が含まれてい
るかどうかにかかわらず、サポートされているすべてのカスタム VIB が移行されます。
ホストまたはインストーラ ISO イメージに、競合をもたらし、アップグレードを妨げる VIB が含まれる場合、エラー
メッセージに競合している VIB が示されます。ホストをアップグレードするには、次のいずれかの操作を実行します。

  • 競合する VIB をホストから削除して、アップグレードをもう一度試します。vSphere Update Manager を使用
    している場合は、修正処理中にサードパーティ製のソフトウェア モジュールを削除するオプションを選択しま
    す。詳細については、『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』ドキュメントを参照して
    ください。esxcli コマンドを使用しても、競合する VIB を削除できます。詳細については、「ホストからの VIB
    の削除」を参照してください。
  • vSphere ESXi Image Builder CLI を使用して、競合を解決するカスタム ISO イメージを作成します。
    vSphere ESXi Image Builder CLI のインストールと使用法の詳細については、『vCenter Server のインストー
    ルとセットアップ』ドキュメントを参照してください。

出典:ESXi のアップグレード – VMware vSphere 6.7 – VMware Docs
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.7/vsphere-esxi-67-upgrade-guide.pdf

今回対象のサーバは某社のサーバで、ESXi6.0には某社のカスタマイズイメージを使用しています。これでいくと大丈夫そうな気もするのですが。

ハードウェアおよびシステム リソース要件

ESXi をインストールまたはアップグレードするには、ハードウェアとシステムのリソースが次の要件を満たしている
必要があると記載されています。今回対象のサーバは問題ないですが、CPUとかチェックは必要かもしれません。

  • サポートされているサーバ プラットフォーム。サポートされているプラットフォームについては、
    http://www.vmware.com/resources/compatibility の 『VMware 互換性ガイド』 を参照してください。
  • ESXi6.7 では、少なくとも 2 つの CPU コアを持つホスト マシンが必要です。
  • ESXi6.7 は、2006 年 9 月以降にリリースされた 64 ビット x86 プロセッサをサポートしています。これには、
    広範なマルチコア プロセッサが含まれます。サポートされるプロセッサの詳細なリストについては、『VMware
    互換性ガイド』(http://www.vmware.com/resources/compatibility) を参照してください。
  • ESXi6.7 では、BIOS で CPU の NX/XD ビットを有効にする必要があります。
  • ESXi6.7 には、少なくとも 4 GB の物理 RAM が必要です。一般的な本番環境で仮想マシンを実行するためには、
    少なくとも 8 GB の RAM を用意することをお勧めします。
  • 64 ビット仮想マシンをサポートするには、ハードウェア仮想化のサポート (Intel VT-x または AMD RVI) を x64
    CPU で有効にする必要があります。
  • 1 つ以上のギガビットまたはより高速なイーサネット コントローラ。サポートされているネットワーク アダプタ
    モデルについては、http://www.vmware.com/resources/compatibility の 『VMware 互換性ガイド』 を参
    照してください。
  • 仮想マシン用にパーティショニングされていない容量がある SCSI ディスクまたはローカル(ネットワークに接
    続されていない) RAID LUN。
  • SATA (Serial ATA) の場合、サポート対象の SAS コントローラまたはオンボード SATA コントローラを介して接
    続されるディスク。SATA ディスクは、ローカルではなくリモートと見なされます。これらのディスクは、リモー
    トと見なされるため、デフォルトではスクラッチ パーティションとして使用されません。
  • 出典:ESXi のアップグレード – VMware vSphere 6.7 – VMware Docs
    https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.7/vsphere-esxi-67-upgrade-guide.pdf

その他、ストレージ要件なども記載されています。

アップグレード準備

ESXiの構成をバックアップします。今回は初期化してもいいサーバなためバックアップは実行しませんでした。バックアップはようなコマンドで実行します。

vicfg-cfgbackup --server= --username=root -s output_file_name 

ESXi6.7のインストールイメージをダウンロードします
https://my.vmware.com/web/vmware/downloads

今回は、サーバベンダーがカスタマイズしたインストールイメージを公開していたので、そちらを使用しています。

ESXi6.7のアップグレードを実行

  1. ESXi6.7のイメージを使用してサーバを起動します
  2. ESxi6.7インストーラが起動したら[Enter]キーを押してして継続します
  3. ESXi6.7 update

  4. License Agreementに[F11]キーを押してAcceptします
  5. ESXi6.7 update

  6. インストール先を選択して[Enter]キーを押して継続します
  7. [Update]をチェックして[Enter]キーを押します
  8. ESXi6.7 update

  9. アップグレードの確認に[F11]キーを押します
  10. ESXi6.7 update

  11. アップグレードが開始します
  12. ESXi6.7 update

  13. アップグレードが完了したら[Enter]キーを押してサーバを再起動します
  14. ESXi6.7 update

  15. 再起動後にログインできることを確認します
    Esxiの画面上にはVMware ESXi6.7.0と記述されているハズです
  16. ESXi6.7 update

ログインができたらアップグレード作業は完了(設定なども確認しましょう)しています。
アップグレード後の動作を確認するため、vShpere Web Clientからホストに接続して状態を確認します。
ESXi6.7 update

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