Hyper-Vの仮想マシンを自動起動する
Hyper-Vで仮想マシンを作成して、使用するたびに起動するのが少し面倒という場合に、自動起動するように設定しておけば、ホストサーバを再起動した時に、いちいちHyper-Vマネージャから仮想マシンを起動する手間を省くことができます。
当然、使用頻度の低い仮想マシンを自動起動しておくのは、リソースの無駄になりますから、ある程度使用頻度の高い仮想マシンや、常に実行しておく必要がある仮想マシンを自動起動設定にしましょう。
仮想マシンの自動起動を設定する
Hyper-V上の仮想マシンを自動設定するには、Hyper-Vマネージャから設定を行います。
ここではWindows Server 2016のHyper-V上に作成した仮想マシンを自動起動設定する例になります。
- サーバマネージャやWindows管理ツールからHyper-Vマネージャを起動します
- 自動起動を設定する仮想マシンを選択して、操作項目の対象仮想マシンにある[設定]をクリックします
- [自動開始アクション]を選択します
- [常にこの仮想マシンを自動に起動する]のチェックを有効にします
- [自動起動待ち時間]の起動待ち時間を設定します
ここで設定する値は起動を開始するまでの待ち時間になります
他の仮想サーバと連携して後に起動した方が良い場合などに設定します - [OK]をクリックします
- 設定はこれだけですが、設定が有効になっているを確認するためサーバを再起動します
- サーバが起動したらHyper-Vマネージャを開きます
- 自動起動するように設定した仮想マシンが実行中であれば正常です