新型コロナウイルス感染症の影響でテレワーク勤務されていて、すでに休暇に入っている方、もしくはあと1日、2日で休暇に入る方も多いかと思います。
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が、年末年始の長期休暇に関連した情報セキュリティ対策に注意を呼び掛けています。
長期休暇は、ウイルス感染や不正アクセスなどの被害に対して対処が遅れる、SNSへの書き込みによって思わぬ問題が発生したりすることがあり注意が必要ということです。
年末年始の長期休暇に関連した情報セキュリティ対策
IPAは、テレワークを利用して勤務する方へのセキュリティ上の注意事項などを紹介しています。
- 機器やデータの持ち出しルールの確認と遵守
長期休暇に社外での対応が必要となるなどパソコン等の機器やデータ等の情報を持ち出す場合は、持ち出しルールを事前に確認し遵守してください。
- 社内ネットワークへの機器接続ルールの確認と遵守
ウイルス感染したパソコンや外部媒体等を社内ネットワークに接続することで、ウイルスをネットワーク内に拡散してしまうおそれがあります※1。長期休暇中にメンテナンス作業などで社内ネットワークへ機器を接続する予定がある場合は、社内の機器接続ルールを事前に確認し遵守してください。
- 使用しない機器の電源OFF
長期休暇中に使用しない機器は電源をOFFにしてください。
出典:IPA(独立行政法人 情報処理推進機構) 長期休暇における情報セキュリティ対策
IPA 年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起
https://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20201217.html
「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html
テレワークに関連した公開情報
総務省 テレワークセキュリティガイドライン 第4版
https://www.soumu.go.jp/main_content/000545372.pdf
警視庁 テレワーク勤務のサイバーセキュリティ対策!
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/cyber/joho/telework.html
内閣サイバーセキュリティセンター インターネットの安全・安心ハンドブック
https://www.nisc.go.jp/security-site/handbook/index.html