全日本ロードレースに唯一参戦している古市のktm RC250Rはmoto3クラスのバイクとは違うの?
今年(2017)、全日本j-gp3クラスで初優勝を果たした古市右京の駆るKTM RC250R。第7戦岡山でも表彰台に登る活躍を魅せている。
motogpのMOTO3クラスに出場しているKTMとは違うのだろうか?
KTMと言えば、オンロード、オフロードともに世界でトップレベルにいるオーストリアの会社です。そんなKTMがリリースしている小排気量レーシングマシンがKTM RC250Rです。MOTOGPのMOTO3クラスでは昨年度のチャンピオン、moto2、MOTOGPにも参戦しているのはhondaとKTMだけです。KTM RC250Rは市販レーサーもあって、2014年モデルで650万円という価格になってました。
KTM RC250R
今年仕様の情報がなかったので2014年モデルの仕様です。
バイクブロス
http://news.bikebros.co.jp/model/news20130708-2/
MOTOGPに参戦しているRC250Rと市販のRC250Rは、当然、異なるスペックのマシンですね。HONDAで言えばNSF250RとNSF250RWのような似て非なるもの。
しかも全日本のレギュレーションに合わせるとヨーロッパの仕様とも異なるのでしょう。Red Bull Rookies Cupで使用しているものと基本的に同じだそうです。全日本に参戦するには、レースガス仕様をハイオク仕様にするだけでもかなり大変らしいです。
2014年モデル
2014年 参戦レポート
全日本のエントランスのためには世界と異なるレギュレーションは仕方が無いのかも知れません。世界に直結するクラスと言えないのが残念ですけども。